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今日は極めて重要なフォーラムを聴きにいきました。
沖縄の私宅監置に関するドキュメンタリー映画「夜明け前のうた ~消された沖縄の精神障害者~」は文化庁によって一方的に上映中止させられてしまいました。その問題に関し、本日スペースFS汐留にて自主上映後、弁護士含む専門家達による言論フォーラムが開催されました。

私もこの作品には、原監督の演出によるイメージのシーンで出演し関わらせていただいていますが、まさかこのような社会問題に発展しているとは露とも知らず都内で行われたこのイベントに知らせをいただき急遽駆けつけました。この作品は映画賞優秀賞を受賞し、記念上映が全国的に文化庁により中止させられたようです。

この映画をわたしは何度も観ているので内容はもちろん知っていますし、決して何かを咎めたり侵害するような表現でもなければそんな質感のものでもないのでこのような事態に驚きました。

今日の専門家達のお話を聞いていてもやはり感じたことは、この映画を上映させないということはかなり重大な社会問題だということです。文化庁は、映画の中止の判断を即刻見直し応対するべきと思います。
この映画は観た人にはしっかりとわかります。決して遺族を苦しめるものでも犠牲者や遺族の人権やプライバシーを侵害するものでも、ましてや事実と異なるような内容も一切描かれていないのです。

この映画は社会に対し国家の過ちを示す大切な記録です。

時代を越えて、今後を生きていく世代にも残し伝えていかなくてはいけない問題なのです。

中止をするということは、歴史を隠すということ。国家の罪を問わないということ。犠牲者は犠牲を受け続けるということ。そしてこの種の問題提起を無視し切り捨てるという今なお続く国家による大罪と思います。そして表現の自由をも奪う行為です。

この作品が何を伝えようとしているかにしっかりと耳を傾け目を見張る必要があると思います。

◎映画夜明け前のうた公式ウェブサイト→https://yoake-uta.com/

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  • コメント ( 1 )

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  1. 中山 岳彦

    こんにちは、突然失礼します。私も19日の言論フォーラムに参加しました。初めてこの問題を知り、映画も全くの先入観なしで見ました。おしゃる通り、とても大切な映画で様々な人へ十分すぎるくらいに配慮されています。みんなが見流べき映画だと感じました。昨年の愛知トリエンナーレへの文化庁の対応も含め、日本国家の責任を曖昧にして、隠蔽するのが文化庁の考えなのではないかとさえ思います。さらに占領下でのことなら、責任はアメリカにもあるでしょうし、アメリカ軍の通訳をやっていたことが原因で発病された方のお話も出てきましたね。そういった日本政府やアメリカ軍の責任を追及して家族や私宅監置された方へ謝罪して補償するということを実現するためにも、絶対にこの映画を封印してはいけないと思います。私は地方在住なので、こういった映画に触れる機会が少ないので、地元で映画会などできたらいいなあと思います。素人なので具体的な方法やどれくらいのお金がかかるのかよくわからないので調べてみようと思いました。

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