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先月3/20より新宿K’s cinemaにて映画「夜明け前のうた」が初公開され、4/3には沖縄の桜坂劇場にて上映開始され初日の舞台挨拶に参加しました。

この映画に、わたしは踊りで参加させていただいております。

東京で公開された時に友人と映画館へ赴き初めて全編を見て、改めてこの映画の一部として参加できたことを光栄に思いました。

平和とは一言で成すことのできないようなものかもしれません。
人ひとり心がけていても世界が変わるわけでもない。

それでも、それぞれが同じように命を与えられているその重みを感じ、生きていく上で何が正解なのかを重々考えさせられます。

人それぞれには良心や正義感があるけれど、政治や社会といったものになると当たり前のように人の心をズタズタに踏みにじるようなことができてしまうのが不思議でたまらない・・・。今では人を殺めたら当然捕まりますが、つい70年程前までは国によって戦争を強いられ人を殺すよう強制的に銃を持たされていました。物事の価値観と社会の倫理観を180度変えさせる権力、政治をとり仕切る人間達の醜悪さ、一部の人間達の欲望が核となり世界中の人々が不幸の連鎖を強いられる構造・・・・

こうした不幸の連鎖の一部に私宅監置という事象が起こっているのだろうと想像することができます。

私たち庶民は不幸を互いのせいにしてもどうにもならなくて、どうすることもできないという「やるせなさ」は人の心に黒く染みつきその哀しみは世代を越えて消えることのない傷跡になっているのだと思いました。


社会の常識であったとしても決して「正しいとは限らない」ということは数々歴史的に証明されるなか、今ではインターネットにより昔よりも個人が発信できる時代になったことでアイディアや考え方も多様化したことは幸いなことです。それでも情報が錯綜してしまう時代、一人一人がしっかり見ようとする・知ろうとする、そして自分なりに考えてみるということは一層大事になってきていますよね。いつの時代にも歪められてしまいがちな物事の本質や人の本心みたいなものをひたすら地道に認めていく必要性があるのだと強く感じました。

監督の原さんや沖縄で出会った様々な関係者の方々に感謝しつつ
この映画がひとつの歴史の証言となり次の世代に生きる人々がより良い世界を築いていけますように。

4/27現在東京での公開は終わりましたが、
全国でまだまだ絶賛公開中です。
詳しくは映画公式ウェブサイトをご覧ください。